じょんしゅう日記

映画や本の感想が中心

本・雑誌

読み物として面白い落語本

文庫化されたのを機に、三遊亭円丈『師匠、御乱心!』を読んだ。 1970年代末に起きた落語協会分裂騒動。後の時代に生まれた者からするといまいちよくわからない騒動なのだが、この本は、現在の落語(界)のあり方にも影響を与えているその出来事の内実を、小…

『アナと雪の女王』と、映画館で歌うこと・音を出すことについて

さきほどこんなまとめをみていた↓ 「ここ映画館なんで・・・」アナと雪の女王の『みんなで歌おう版』で歌った観客が苦情を受け激怒 - NAVER まとめ 『アナと雪の女王』は私も見た。面白かったのは、チケット引き換えのために並んでいたら、このまとめでも問…

読書メモ:『ハダカデバネズミ』

吉田重人、岡ノ谷一夫『ハダカデバネズミ―女王・兵隊・ふとん係』岩波書店(2008) まだまだ研究がそれほど蓄積されていないようだが、ハダカデバネズミが鳴き声を使って階級を確認しているのではないか、という話や、地中のトンネル内の環境に適応した聴覚…

恐竜の声

恐竜の鳴き声と言われると何となくイメージは出来るが、 それは映画などを通して聴いたものだ。 ではその映画での恐竜の鳴き声は何であの音なのだろう。うちにある『大人のための「恐竜学」』という新書に鳴き声の話が少し書いてあった。 その中で、パラサウ…

最近借りた本、買った本など

革命的群衆 (岩波文庫)作者: G.ルフェーヴル,Georges Lefebvre,二宮宏之出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/10/16メディア: 文庫 クリック: 13回この商品を含むブログ (17件) を見るジョルジュ・ルフェーヴルによる1932年の報告のテクスト。 フランス革…

kindle paperwhite購入、電子書籍も。

kindle paperwhiteを発売前に頼んでいた。注文時、届くのは1月だと書いてあったのだけど、ある日、12月下旬にお届け出来ると通知が来ていた。そしてまたある日、12月16日にお届け出来ると通知が来ていた。 というわけで、届いた。なんか液晶のムラというか若…

最近入手または読んだ

イマココ――渡り鳥からグーグル・アースまで、空間認知の科学作者: コリン・エラード,Colin Ellard,濱野智史(補論),渡会圭子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/04/22メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 199回この商品を含むブログ (25件) を見る原題…